カザフスタン共和国で中央アジアの餃子めぐり



カザフスタン共和国に、7泊8日の旅をしてきました。

カザフスタンは、中央アジアに位置する国で、北にロシア連邦、
東に中華人民共和国、南にキルギス、ウズベキスタン、
西南をトルクメニスタンと、それぞれ国境を接しています。

仕事のついでに、中央アジアの餃子めぐりをしようという狙いです。

まずは、カザフスタンの新首都「ヌルスルタン」からスタート。
街をバスツアーし、ユニークなデザインの建築を見てまわったあと、
郷土料理のお店で、カザフスタンの餃子といわれる「マンティ」を注文。

美しい木の葉包みで作られたマンティの、羊と玉ねぎの餡に舌つづみ。
マンティは、小麦粉を練って作った生地に具材を詰めて調理した、
中央アジアやトルコ、コーカサス地域、中国北西部で一般的な料理です。

マンティという語は、東アジアの饅頭や包子、マンドゥ、
さらには、ネパールのモモと密接な関係があるとか。

日本の餃子よりも、具沢山で、
美味しい!


つづいては、飛行機で2時間ほどかけて移動し、
かつての首都「アルマティ」へ。

アルマティとは、「林檎の里」という意味。
ひと昔前は街中が林檎の香りで溢れていたといいますが、
いまは排気ガスの臭いが溢れるほどの車社会。
林檎の木は、郊外に行かなければお目にかかれません。

市内をバス観光し、中央バザールへ。
野菜や果物、肉などの食料の豊かさはかなりのもの。

ランチタイムは、そのバザールの中にある食堂にて
ケースに並ぶ実物メニューの中からチョイス。

オーダーは、カザフの餃子・マンティと、
ビーツのサラダ、鶏、肉団子などなど。
「ヌルスルタン」で食べたマンティよりも、
肉の食感が良く、ジューシーで、より庶民的な感じです。

市内観光を終えて、この日の夜は、
ガイドさんオススメの、本格的でトラディショナルな
カザフスタン料理の専門店へ。

まずは、ラクダの乳のお酒と、馬乳酒で乾杯!
ラクダは酸味があって、すっきり。

馬乳酒はチーズのようなクセと酸味。
両方とも、発酵していてサイダーみたいな泡感があります。

お料理は、馬肉のマンティ。(カザフスタンの餃子)
チュチュバラ(ウズベキスタンのスープ餃子)
ウズベクシャシリク(ラム肉の串焼き)
などなど。

それぞれ、個性的ですが、
それぞれに美味しい。

肉の旨みを活かした香辛料の使い方が、さすが。
ボリュームも満点です。

こうして食べ歩いてみると、
世界の餃子のバリエーションの豊富さに、オドロキの一言!

中央アジア・カザフスタンの旅では、
トルコの餃子をはじめ、ロシアの餃子、ウズベキスタンの餃子、
カザフスタンの餃子、ジョージアの餃子と食べ歩きましたが・・・

改めて、世界に広がる「餃子・GYOZA」の魅力を
再認識する旅となりました!

ごちそうさまで餃子いました!






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